Feb 13, 2006

相場のハナシ (参)

 相場に関して最たる真実であると思うので、何度も言いますが、
相場はわからない
のです。相場が相場たりうるのは、「わからない」からです。強いとわかるなら、誰も売らないので誰も買えない。弱いとわかるなら、誰も買わないので誰も売れない。(ストップ安比例配分が続いてたLDの状態。でも比例配分があるということは、誰かは弱いと思っていない。)でも、通常は刻々と売買は成立しています。これつまり、わからないもんだからその瞬間瞬間における銘々の考えが異なってきているからに他なりません。
 今ではリアルタイム株価といって、個人でも刻々と変化していく株価を見ることができますが、そこに表示されている値は1秒前の過去ものでして、1秒後の今の株価が上か下かなどはやっぱりわからないのです。だから、「俺だけはわかる!」なんて、口に出すのはおろかこっそり思ってるだけでもかなり恥ずいことなのです。分割せずに一発ドカンと張るのは、実は「俺だけはわかった!」って暗に思っているのです。その方法は相場では割が悪いので、一発必中でいくなら競馬の方がよほどいいです。相場には、万馬券のように利益率10000%などありませんから。

 この「わからない」という真実は、その判断対象とするスパンが短いほど大きくなると思われます。どんな凄まじい「下げ相場」の真っ只中であっても、上がる瞬間はある。だが、そんなもの捉えられるわけがない。しかし、前者の「下げ相場」という言葉は、わからないことだらけの相場を語る言葉の中でも、かなりの確実性をもって使われる言葉であり、実際にその蓋然性は高いものであります。そのスパンが3ヶ月なのか半年なのかはいろいろですが、いずれにしても今日や明日などではないことは確かです。ここに最も易しい相場のヤリ方があるように思います。このかなり確実性の高い波に乗ればいいのです。「下げ相場」だとの判断だけに注力し、よし!と売り建てたら、しばらく放っておけばいいのです。
 「下げ相場」だとの判断ができなくて、迷っている間に天井らしかったところからもう100円も下げてしまった( ̄O ̄;) それでもいいのです、売りましょう。そしてひと月も経てば、何度も何度も見てきたチャートと同じように、今回もその大きなうねりが形成されつつあるはずです。気づけば、少し利益も出ていますからドキドキしてきて、さらにはそれが負担にもなってきますヾ(;´▽`A`` そうこうしているうちに、底らしき形がチャートに現れすでにそこから50円も上がってしまっている( ̄O ̄;) やっと楽になれる時です、買いましょう。これで300円幅のうちの150円が取れるのです。こんなの成功じゃないというのは、欲張りすぎです。これができて、「やった♪」と言えないと、いつまでも理想だけが先行してしまい、ちっとも上手くならないものです。
 だから、極論すれば、銘柄なんてなんでもいいんです。ただ、2年分くらいの日足を見たときに、こういう長期的な「下げ(上げ)相場」だと断言できる形がよく現れている銘柄であれば。
 もともと、真暗闇の中の岐路で右か左どちらかに歩めと言われているのです。勘でも1/2で当たりますよ。でもやっぱそれは怖いじゃないですか。だから、薄明かりでも長期的な「○○相場」というトレンドを利用して、かつそんな決断の回数は少ない方がいいに決まってるので小さなうねりまで細かく取ろうとせずに、やってみようという話です。

 もちろん相場の世界は奥深く、いろんなヤリ方があります。俺がここで書いてきた方法も、そのうちの一つでしかありません。世の中にはわからない値動きをジッと睨みつけながらもしっかり利益を上げる強者もいらっしゃいます。ただ俺は、上記方法がおそらく最も簡単かつ時間的制約が少ないのではないかと思うので実践しています。平日の日中には、他にやる事・やりたい事が山ほどあるもんでしょう。

 長々書きました。話をわかり易くするために、かなり単純化かつ絞って書きましたが、およそこんな感じです。このような内容でも、どなた様かの何かしらの参考になれば幸いです。変な業界用語は辞書を引いてみて下さい。
 相場は習うより慣れろなので、難しいことをいろいろ考えるより、とりあえず出てみるに限ります。しょせん上か下かしかないのですから、出鱈目に出たって1/2で儲かりますから(⌒▽⌒)
 ちなみに、現在俺は双日(2768)を(1-,1-,1-)の三分割で売り建てています。これは今年に入ってチャートを見る度に、『双日は1月5日以降ぐぐっと下げているから、この辺りからきっと「下げ相場」なんだろうな。そうだ、きっとそうだ。。。でも、迷う。』と迷いながら、1月末になってようやく決心し、まぁ丁度ぐぐぐっと値を戻してきていたのでこれ幸いとばかりに一つずつ売りました。
(終わり)

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