Jul 26, 2006

Good Bye my SCUDELIA ELECTRO

 そっか、解散したんや。

 遅ればせながら、「live: locus. and wonders.」を購入し、ようやく俺もラストライブに参加することができた。
 とりあえず再生。用事をしながら、流しながら、ニコニコ聴いていた。なんとなく過ぎたライブも佳境、そうそう小吉がMCで「後半戦あと残り少ないが、盛り上がってくれ」と言った頃だ、何故か手を止め灯りを消して「ちゃんと」ライブに参加し出した。
 Good Bye Nautilus、ミラージュ、CRY、Moonbaseと、怒濤のようにScudelia Electroがこの部屋を駆け回り、俺はすっかりライブハウスに立っていた。『よっしゃこれからいくで!』という気満々の中なのに、Better Daysで結ばれた。その強制的な終局は、悔しかった。『なぁ今から、、、だろ?』と未練が溢れてきた。だが、これが終局だということに何の疑問もなかった。このBetter DaysはScudelia Electroそのものだった。楽しさ、切なさ、そして過剰なまでの美しさが、それこそ「完璧」に存在していた。

 知ってるよ、このライブはあと2曲なんやろ
 どうぞ、やってくれ

 Truthにはさすがに苦笑いを禁じ得なかった。いささかの嫌悪感すらあった。用意された終局、流れるのは完璧な鎮魂歌。

 そうだな、終わろう
 あぁ、終わってくれ

 小吉は「あと1曲な」といって、サマーレインを始めた。サマーレイン、そうか、サマーレインか。鬱屈しかけた心に完璧な癒しがもたらされた。『あぁ、くそ、気分いいよ!ああいいさ!』もう笑うしかなかった。そして、泣いた。笑っていたはずなのに、気付けば閉じた瞼の隙間からこぼれてきた。この瞬間に「理解」した。

 そうか、なるほど、SCUDELIA ELECTROは解散したんやな。


Jul 14, 2006

夢はアッチにおいといて

 嫌な夢を見たの、と私は言う。彼は暗闇の中でゆっくり首を振る。それはただの夢だよ、と彼は言う。夢は過去からくるものなんだ。未来から来るものじゃない。それは君を束縛したりしない。君が夢を束縛しているんだ。わかるかい?
村上春樹 「氷男」


 俺はわりと夢見が激しい方で、自ら見る夢のせいで目覚めては「ぐったり」ということがままあります。しかも悲しいかな「嫌な夢」の方が圧倒的に多く、もう夢精しちゃうよ♪って夢を見たのは一体いつのことだろう。

 彼(氷男)によると、こんな俺の夢を束縛しているのは俺自身のようだ。う〜ん、コッチの俺がしたことが、アッチの俺を束縛するのか、、、う〜ん、どうなんだろう。今これを書いているコッチの俺としては、アッチの俺を支配するのはコッチの俺だと思いたいような気もするが、ちょっとアッチの俺に申し訳ない気もするし、おこがましくもある。もしかしたら、全然関係ない隣のななちゃんが束縛しているかもしれないし。まぁ何かしら関係はあるとは思うが、誰のせいかはちょっと解らないのでこの際おいておこう。

 さてさて、俺の夢を俺自身がもたらしてようと、隣のななちゃんがもたらしてようと、そんなことはどうでもよく、大事なのは、いかなる夢も過去からくるものにすぎず未来には何ら関わりのないものだということ。
 いちいち夢ぐらいで反応せず、「あぁ、アッチの俺は苦労してるんだなぁ」くらいで済ましておかないと、解らない誰かのせいでコッチの俺まで束縛されてしまうことになりかねない。それは困る。
 ま、要は、少なくともアッチの世界ではなくコッチの世界にいる俺としては、アッチの世界のことは「夢」としておいといて、コッチを「現実」としてしっかり生きねばならないな、とか思った訳です。おわり。