Jan 23, 2007

農業には自由があるから

 さて、「なんで農業?」と質問されることがままあるのですが、いつもきまって「そこには自由があるから」とこたえます。
 最近気づいたのです が、どうやら「自由」という言葉が俺の20代後半(えと、ただいま27歳です)のキーワードのようです(ちなみに20代前半のそれは「孤独」でした)。金 も地位も名誉も俗っぽい「幸せ」も正直あんまり興味がない自分に気づいて、んじゃ俺はこの人生に何を求めるのかと考えると、あぁそれは「自由」だと気づき ました。そしたら自然に農業に行き着いた感じです。ちなみにこれはまさに今日、ダイコンを間引いているときに思ったことなんですが、およそ人生というのは 貸・借のきかないものなんだと思いました。つまり、明日のために今日はあれこれ我慢しようとういのはナシなんだということです。ナシというのはネガティブな選択はしてはいけないという意味でして、人生に努力も忍耐も必要なく雌伏の時というものを否定している訳ではなく、ただその選択は絶対にポジティブでな ければならないという意味です。だから俺の人生は毎日「自由」でなければならず、週の5日間は不自由だけど週末2日は自由というのは、雌伏と雄飛のバランスがずれ過ぎていてそんなことポジティブには選択できないなぁと思いました。
 そんな訳で農業です。ここには自由がいっぱいです。なんでもできま す。毎日が自由研究であり工作であり企業内ベンチャーであります。「人生」というものを「自己満足」という尺度で評価しかつ「現実」というものをも加味するなら、20代後半の現時点では、これ以上の選択はあり得ないとすら思ってます。

 でも、ま、人生「自由」だけでは心はふくれても腹はふ くれないので、やっぱり少しはお金が必要という「現実」があるのも事実です。そこで!(ここが最も重要なんですが)自由に農業をしながらいかにお金をかせ ぐかという大問題が生じます。20世紀の農家は政府と農協という組織に従属してさえいれば、最低限のお金はなんとかなったもので、これは21世紀もやっぱ りそうだと思います。しかし、「従属」していては窒息してしまうので、これらに従属せずに農業で生計を立てなければならないのです。そんな訳なので、自分 でいろいろやることにしました。まさに「農で起業する!」です。
 一応今春スタートの予定でいろいろ準備しています。基本は低コスト&ITフル活用の農業です。