Sep 24, 2007

無責任

 今朝出荷の帰り道、前方で対向車がゆっくりと大きく「何か」をかわしながら通行していました。何かものでも落ちているのだろうかと近づくと、「何か」はものではなくイヌでした。
 そのイヌは渡ろうとして渡りきれなかったのか、対向車線中央で怯えていました。行き交う車は皆、その子を傷つけることのないよう「ゆっくりと」丁寧に大きくかわして通り過ぎるので、両車線とも軽く滞りだしていました。俺も対向車がかわしやすいよう左に寄り、そしてその子をジッと見ながら通り過ぎてしまいました。
 直後、これは無責任だと悔いました。どうせ「ゆっくりと」時間をかけるのなら、誰か一人でも車を停めその子を抱いて避難させてやればよかったのだ。そうすれば、皆が安心してスムーズに走行でき、そして誰もあの子の安否を気にせずすんだのだ。さしあたって、新聞を読みながら朝食をとるぐらいの予定しかない者などは、間違いなく停まるべきだったろう。
 こういうものは善・悪の問題ではなく「責任」の問題なのだと思う。これといったロスがないにもかかわらず、この程度の責任すら負えないようでは、この先何一つ背負ってはいけないと大いに反省しました。

 責任の問題とは別ですが、通り過ぎる瞬間のあの子の顔が忘れられず、今日はなんとなくぼんやり過ごしました。次は間違えることのないよう、責任をもってこのような文章を残しました。