Mar 31, 2008

雨対策

 この3月は概ね暖かかったが、断続的な降雨もあった。この「雨」というものは、言わずもがなメリットは多いのですが、困ることも同じくらい多いのです。
 まずホウレンソウやトマトのように水分過多に弱い作物の栽培が難しくなるのが一つ。
 次にこの辺りの土は粘土質のものが多く、水分を含むととにかくベタベタとまとわりつきます。このせいで畑内の作業性は著しく低下します。また、現在ベジベジでは商品のラッピングはさせていただいておりませんが、他の直売所に出荷する際はナイロン袋に入れるのが通常で、ここでも収穫物が濡れていると凄まじく作業性の低下が発生します。
 最後に、作付け前には畑の土をトラクターを用いて耕運・畝立て(作物が植わる盛り上がったベッド部を作る作業)をするのですが、土が湿っているとこのトラクターでの作業も困難になります。左記の通り土が粘土質なものですから、肥料等の混和作業は困難となります。粘土をペタペタ捏ねているようなもので、土を混ぜれば混ぜるほど団子のように固まり、それが乾燥した日には畑一面土塊の山です。またこの土塊は表面の目に見える部分にとどまらず、下層部でも同様に塊となりますから、畑全体の通気性・排水性も悪化してしまいます。表面の土塊は乾燥後にまた砕土作業を行えばなんとかなりますが、下層部のそれは大問題です。通気性・排水性が悪化すると作物の栄養吸収器官である根部の健全な成長が阻害されます。もちろん、雨を嘆いているのですからさらなる排水不良はますます困るだけです。

 以上のように恵みの雨も常に困難とセットにやってくるわけですが、施設(ビニールハウス)を用いず露地栽培にこだわってやっている以上こればっかりは不可避ですから、少しでも賢く上手に自然とつきあっていければと日々頭をひねっている次第です。

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